街角と、紹介したい本

 はい、OSです(DAIGO調)、寒くなりました、
先日、佐賀神社前を通りかかると、白い湯煙が立ってました。名物、肉まんじゅうです。
古い店です、かっては、寒い季節に、行列組んでいたことを思い出します。

ところで、七五三の季節ですが、佐賀神社に、日峯さんの旗が、たくさん立ってました。親しみを込めて
ニッポウさん、日峯大明神、藩祖鍋島直茂公の法号(戒名)です。正式には「日峯宗智大居士」となります。
直茂公の墓地は、本庄高伝寺に在りますが、歴代の藩主のりっぱな墓石に比べて、直茂公の墓石は、
大きな自然石(荒石)です。これが、ご本人の希望らしいんです。かなり前、小説で読んだことが有ります。
この本を紹介したいのですが、紛失しています。小説には、直茂公と家老とのやり取りが載っていました。
家老が「やめて下さい、35万7千石(?)の藩主が、自然石ではおかしい、」と言います。
直茂公が「いいんだ、おれは、これでいいんだ、」「勝茂(初代)からは、ちゃんとしたので、やってくれ、」という内容だったと思います。
「講釈師、見てきたような事をいう。」史実かどうかは判りませんが、
何故、自然石かということに、興味を引く本だったことを思い出します。
直茂公の生涯は、皆さん知っての通りです。ちなみに、官位は、従三位ですから、勝茂さん(従四位下)や、龍造寺隆信さん(従五位下)より、ずっと上になります。
又いつか、直茂公を思いながら、佐賀神社(松原神社)に行こうと思います。その時は、肉まんじゅうを食べに行きましょう。