入母屋の梁を生かし、玄関から入る土間のある住宅(リフォーム)

こんにちは、工務のK・Tです。

先月の10月29、30日にリフォーム現場見学会を実施しました。

施工中に、お客様と一緒にプロデュースし、細部にこだわったリフォームです。

一番のポイントは‘土間のある家’

玄関から日が入り、玄関を開けると土間のあるくつろぎの空間がうかがえます。

元は6帖の広縁のある和室でした。

何とか見せる空間、くつろげる場所にしたかったので、土間と床の高さは椅子の高さで

施工しています。土間は長崎石の洗い出しの土間、玄関の外のタイルは御影石鏡面なし

色合いを合わせた色に仕上がりました。

外観です。

土間に座って玄関をみたところ。

建具は端までスライドします。

建具を入れた収納の納まりは施工中に変更しました。テレビを置きたいとの要望で、来客のときは

TVを隠したいと思ったからです。

使い方は様々です。

次は入母屋屋根の梁を生かした吹き抜けの空間です。

小屋の中の梁を、設計をする前にみて決めました。

和室だった3室を1つの事務所に改装し大空間へ

2階も、施工中に改装が決定したので、2階から1階と梁を眺められるようにして

2階も、くつろぎの場所に。

窓の高さと形状や色にもこだわりました。

1階は、改装前は真っ暗だったので、天窓を入れ、天窓からも1~2階に日が入るよう気を配りました。

天井の景色です。

屋根の梁はお施主様ご主人が自ら磨かれ美しく生き返りました。

床に腰掛けて梁を眺める。

他にもこだわりはありますが、長くなるのでこのへんで失礼します。

お客様と1次会は土間のある客間で、2次会は2階で梁を眺めながらの食事会を約束してもらっています。

楽しみです。

私もお客様も大満足で完工しました。やっぱり、建築も芸術です。